ドライブtoサクラメント その6 Sacramento History Museum
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さて、歴史登録財でもある外輪船のホテル、Delta King での一夜が開けて、朝の景色はこんな感じです。写真に写る橋は、こちらもサクラメントのランドマークのひとつ、タワーブリッジ。
川の流れは予想以上に早く、ドロ濁り。水面をみると、ついつい覗き込んでしまうサカナバカのワキ親子ですが、さすがに冬だし魚の気配は無し!でも川鵜なんかはいたし、朝から橋脚周りを狙っているバスボートなんかもいたりして。
朝食付きだったので、朝食はホテルのレストランでいただきました。
対岸には、これまた特徴的なピラミッド形のビルがあります。古代メソポタミアのジッグラトを模した、その名もズバリ The Ziggurat という10階建てのピラミッドビル。デルタキングの外観写真を撮るときに写り込んできて、なんだかちょっぴり迷惑なのですが(笑)、これはこれで有名なビルみたいです。今は、カリフォルニアの Department of General Services がリースして本社としているとのこと。
ホテルの宿泊プランについていたのは、ツーエッグのブレックファスト。
ハムにマフィンにカントリーポテト、そしてエッグは珍しくハードボイルドにしました。実は、ゆで卵は大好物。普段は半熟オーバーイージーが定番なのですが、ゆで卵にしておくと10歳児ともシェアしやすいし、最近はハードボイルドにすることが増えてきました。
みんな好きなエッグ&ミートをチョイスしたら、いただきます!
ちなみに我が家の他のメンバーは、嫁はポーチドエッグ、10歳児はスクランブルを選ぶことが多いです。
朝ごはんをバッチリ食べたら、早めにホテルをチェックアウト。街が込み合う前に、良い位置の駐車スペースに車を停めて、向かったのはまたしても博物館。
鉄道博物館の隣りにある、サクラメント歴史博物館(Sacramento History Museum)です。今回の旅のメイン目的は、カリフォルニアヒストリーを社会科の授業で学んだ10歳児に博物館で実際の歴史に触れてもらおう!という、アカデミックな旅なのです。
博物館にはいると、すぐにあったのがサクラメントの新聞社、Sacramento Bee の展示物。
ほら、この間勉強していた活版印刷装置があるぞ!なんて10歳児に言ってみましたが、「活版印刷??なにそれ」みたいな(苦笑)。お前、アメリカンヒストリーのテストに出るからって、大航海時代の発明物とかいうページでグーテンベルクについて勉強してたじゃないか!まったくもぅ…
展示されていたものの中で、お父さんがちょっぴり興味があるのがこちら。
フルーツを入れるコンテナ(木箱)に貼られていた、色とりどりのラベル。どれもこれも味があって良いですねぇ。
嫁が、「わぁ、いいわぁ…」と言いながら眺めていたのは、こちら。
昔の住居の内部を再現したスペースです。最近アンティークにはまってきている嫁、もともとカントリー家具とかが好きだったのですが、結構こまかい所まで観察していました。
10歳児とお父さんも展示をみていると、博物館のおっちゃんがやってきて、台所の片隅にある大きな木製の家具を指差して、「問題!あれは何だと思う?」と10歳児にクイズを出題。「うーん…」と悩んでいた10歳児でしたが、「洗濯機?」「ブブー!」みたいな。答えは冷蔵庫でした。上から大きな氷を入れて冷蔵する昔の冷蔵庫。たしかに10歳児はそんなの見たこと無いもんな。勉強になってよかったね。
日本語で書かれたアーモンドのポスターなんかも飾ってありました。
80’sですねぇ。
これは、サクラメントにある和菓子屋、大阪屋の看板でしょうか。
大阪屋は、我らがニジヤマーケットにも卸しているので、お餅を何度か食べたことがあります。
そしてサクラメントといえば、やっぱりゴールドラッシュ。
19世紀中盤のゴールドラッシュでしたが、大陸横断鉄道が開通する何十年も前の話です。東から西にくるのも大変だったようで、西部劇のイメージからか一攫千金を狙うマイナーや開拓者は、幌馬車で西に向かったものだとばっかり思っていましたが、船で喜望峰を回ってきたり、中米経由で海路と陸路を併用したり…、という海路を使ったルートが多かったそうです。あとカリフォルニアのゴールドラッシュそのものは、1848年にはじまり1855年に終わっていると…。あっと言う間の出来事だったのですね。
サクラメントの歴史の中で紹介されていた、I Street Bridge。サクラメント市内を走る道路は、アルファベットになっていて、これはつまり I Street にある橋です。我が家がサクラメントに入るときは、この橋を渡ってきたのですが、1911年建造の、歴史ある由緒正しい橋だったようです。
この橋、Swing bridge という建築で、デカイ船が通る時は真ん中からグルっと回転するんです。橋の上部は、自動車道。下のほうは、鉄道が通ります。Union Pacific Railroad が管理していて、今もガンガン貨物列車なんかが走っているようで、デルタキングに宿泊中も、夜中に汽笛がガンガン聞こえました。
この博物館、4月からは、Underground Tours という人気のガイドツアーもあるみたいです。オールドサクラメントの街は、度重なる洪水に対応するため、1860年代〜1870年代に、約15年をかけて4kmに渡って9ft(2.7m) もジャッキアップする工事が行われたそうで、今の街並みの下にはその工事の跡があるとのこと。くぅぅ、面白そうなツアーですねぇ。
The Sacramento History Museum (web)
101 I Street
Old Sacramento, CA 95814
川の流れは予想以上に早く、ドロ濁り。水面をみると、ついつい覗き込んでしまうサカナバカのワキ親子ですが、さすがに冬だし魚の気配は無し!でも川鵜なんかはいたし、朝から橋脚周りを狙っているバスボートなんかもいたりして。
朝食付きだったので、朝食はホテルのレストランでいただきました。
対岸には、これまた特徴的なピラミッド形のビルがあります。古代メソポタミアのジッグラトを模した、その名もズバリ The Ziggurat という10階建てのピラミッドビル。デルタキングの外観写真を撮るときに写り込んできて、なんだかちょっぴり迷惑なのですが(笑)、これはこれで有名なビルみたいです。今は、カリフォルニアの Department of General Services がリースして本社としているとのこと。
ホテルの宿泊プランについていたのは、ツーエッグのブレックファスト。
ハムにマフィンにカントリーポテト、そしてエッグは珍しくハードボイルドにしました。実は、ゆで卵は大好物。普段は半熟オーバーイージーが定番なのですが、ゆで卵にしておくと10歳児ともシェアしやすいし、最近はハードボイルドにすることが増えてきました。
みんな好きなエッグ&ミートをチョイスしたら、いただきます!
ちなみに我が家の他のメンバーは、嫁はポーチドエッグ、10歳児はスクランブルを選ぶことが多いです。
朝ごはんをバッチリ食べたら、早めにホテルをチェックアウト。街が込み合う前に、良い位置の駐車スペースに車を停めて、向かったのはまたしても博物館。
鉄道博物館の隣りにある、サクラメント歴史博物館(Sacramento History Museum)です。今回の旅のメイン目的は、カリフォルニアヒストリーを社会科の授業で学んだ10歳児に博物館で実際の歴史に触れてもらおう!という、アカデミックな旅なのです。
博物館にはいると、すぐにあったのがサクラメントの新聞社、Sacramento Bee の展示物。
ほら、この間勉強していた活版印刷装置があるぞ!なんて10歳児に言ってみましたが、「活版印刷??なにそれ」みたいな(苦笑)。お前、アメリカンヒストリーのテストに出るからって、大航海時代の発明物とかいうページでグーテンベルクについて勉強してたじゃないか!まったくもぅ…
展示されていたものの中で、お父さんがちょっぴり興味があるのがこちら。
フルーツを入れるコンテナ(木箱)に貼られていた、色とりどりのラベル。どれもこれも味があって良いですねぇ。
嫁が、「わぁ、いいわぁ…」と言いながら眺めていたのは、こちら。
昔の住居の内部を再現したスペースです。最近アンティークにはまってきている嫁、もともとカントリー家具とかが好きだったのですが、結構こまかい所まで観察していました。
10歳児とお父さんも展示をみていると、博物館のおっちゃんがやってきて、台所の片隅にある大きな木製の家具を指差して、「問題!あれは何だと思う?」と10歳児にクイズを出題。「うーん…」と悩んでいた10歳児でしたが、「洗濯機?」「ブブー!」みたいな。答えは冷蔵庫でした。上から大きな氷を入れて冷蔵する昔の冷蔵庫。たしかに10歳児はそんなの見たこと無いもんな。勉強になってよかったね。
日本語で書かれたアーモンドのポスターなんかも飾ってありました。
80’sですねぇ。
これは、サクラメントにある和菓子屋、大阪屋の看板でしょうか。
大阪屋は、我らがニジヤマーケットにも卸しているので、お餅を何度か食べたことがあります。
そしてサクラメントといえば、やっぱりゴールドラッシュ。
19世紀中盤のゴールドラッシュでしたが、大陸横断鉄道が開通する何十年も前の話です。東から西にくるのも大変だったようで、西部劇のイメージからか一攫千金を狙うマイナーや開拓者は、幌馬車で西に向かったものだとばっかり思っていましたが、船で喜望峰を回ってきたり、中米経由で海路と陸路を併用したり…、という海路を使ったルートが多かったそうです。あとカリフォルニアのゴールドラッシュそのものは、1848年にはじまり1855年に終わっていると…。あっと言う間の出来事だったのですね。
サクラメントの歴史の中で紹介されていた、I Street Bridge。サクラメント市内を走る道路は、アルファベットになっていて、これはつまり I Street にある橋です。我が家がサクラメントに入るときは、この橋を渡ってきたのですが、1911年建造の、歴史ある由緒正しい橋だったようです。
この橋、Swing bridge という建築で、デカイ船が通る時は真ん中からグルっと回転するんです。橋の上部は、自動車道。下のほうは、鉄道が通ります。Union Pacific Railroad が管理していて、今もガンガン貨物列車なんかが走っているようで、デルタキングに宿泊中も、夜中に汽笛がガンガン聞こえました。
この博物館、4月からは、Underground Tours という人気のガイドツアーもあるみたいです。オールドサクラメントの街は、度重なる洪水に対応するため、1860年代〜1870年代に、約15年をかけて4kmに渡って9ft(2.7m) もジャッキアップする工事が行われたそうで、今の街並みの下にはその工事の跡があるとのこと。くぅぅ、面白そうなツアーですねぇ。
The Sacramento History Museum (web)
101 I Street
Old Sacramento, CA 95814